今から15年ほど前のこと。
バイクツーリングで、
あちらこちらと旅をする事が楽しくて、休みになれば直ぐにバイクにまたがりburorororo～♪
そんな生活を送っていた時の話です。
いつものように、次の週末はどこに行く？？あそこがいい！〇〇なんてどう？
なんて話を色々していたのですが、
結局行き先が決まらぬまま
週末の金曜日がやってきてしまいました。残念ながら朝から天気も悪く、夕方から土砂降り雨の降る金曜日。
そんな中でしたが、いつものツーリングメンバーたちから次々と電話が掛かってきます。
みんなどこか行きたいんだろなぁ〜
と。
じゃあ、私の家のガレージでも集まって珈琲でも飲むか！お～いいねえ♪と、
メンバー全員が揃う事になりました。
夜19時くらいに、メンバーが全員そろいました。
ひとりのメンバーが、ここじゃ全員そろうと狭いので場所変えないか？と言い出しました。
場所変えるって言ったって、
外は相変わらずの土砂降りです。
そうだ！今からキャンプしに行こうぜ！なんて無謀な奴も出てきました。
え〜？この雨よ？バイクで行くの？
雨も土砂降りだから、車で行こうや！って、
でも、もうこんな時間だぞ、どこ行くのさ？キャンプ場なんて管理人も、もういないよきっと。
いやいや、とは言っても電話してみなくちゃわからんよ！
なんてノリノリな会話が飛び交っています。
よし、じゃあわかった、電話して先方がOKなら出発ってことでいいか？
いつもの軽いノリに乗っかり、メンバー全員が揃ってうなずきます。
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「プルル、プルル、プルルルル、プルルルル、、、、、、、」
と、長ーいコールの後、キャンプ場の管理人が電話に出ました。
最初のうちは、えっ！？今から？
おたく達大丈夫か？笑
珍しい人達もいるもんだと、、、
今から来ていただくのはいいが
管理人はもう帰るところなので、
空いているところで勝手にやってくれ
と、あとは火には気を付けてくれ。とのこと。
そんなこんなで予想外にも
サクッと話は決まり、そのキャンプ場へと出掛ける事になりました。
そのキャンプ場は、そんなに遠くもなく
日帰りで行ける程度の近くの管理釣り場でした。
準備から移動、食料調達も済ませてキャンプ場の駐車場に到着したのは
だいたい23時くらいだったと思います。
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現地についた時は、テントを張る勇気も湧かぬくらいの更なる土砂降り。
うわぁ、こりゃさすがに帰るか？
いや、それでも電話した手前、朝まではここにいて利用料払わないと。
そんな意見も出てきたので、
しばらく車の中で雨が弱まるのを待ちます。
それから30分？1時間もせずに小雨になったので、キャンプ場の中へと移動開始になりました。
キャンプ場のテントを張る場所近くまでてくてく歩くと、途中に屋根のあるBBQ場、炊事棟を見つけます。ここがとても広くてメンバー全員の一人用テントを余裕で張れそうです。
よし、ここでテント張って酒盛りだ♪と大盛り上がりの一同、ですがすでに12時を超えています。
とにもかくにも、散々騒いで気が付くと2時半を過ぎ、もうすぐ3時です。
そろそろ寝ようかと言い始めた頃、
誰かが、
ん？なんか人の声しないか？
何かしゃべってないか？
え～こんな真夜中に？
でも、俺達みたいなキャンプのお客だとかいるんじゃない？
でもさっき管理人は、電話で今日は全てこの雨でキャンセルで、
来るのはもの好きな君達だけと言ってたような？
（そうなんです、ここには私たち以外は誰1人いなくて。。）
まあ、この雨音でそら耳ってやつだよ！
さあさあ、皆寝るよ～♪と大人しく寝る事に。
さて事件は、そこから起こるのです。
寝る前に行ったトイレでの出来事。
ちょうどタイミングよくある2人がトイレに行く事になり、
２人がトイレに向かい入っていきました。
そして、しばらくしたら、、、
ものすごい勢いで走って帰ってきました。
なぁ！！？なんかいた！！
どんなやつかわからんが、いた！！
と、ぶるぶると震えながら、トイレの方を振り返ります。
すると、、、
ほらっ！あそこ、いるじゃん！
トイレの入り口のところを見ながら、
え？どこ？と周りも騒ぎだします。
少し離れた先のトイレの入り口、
ちょっとしたライトはあるものの
薄暗く、いるような、いないような、
こちらからはよくわからんよと。
いったい何があったんだと灯りのあるところで、聞いてみると？
2人並んで用を足していたら、
1人の真後ろに誰かが立って
背中にべったり、張りついてきたそう。
おい、何をいたずらしてんだよってな感じで振返ると、そこには誰もいない。
が、真っ暗なトイレには確かに人の気配がして、、、怖くなって出てきたって訳。
一緒に用をたしていたもう1人も、確かに誰かがいたと言うのです。。。
このお話、ツーリングメンバーの体験は
次に続きます。
ーーー今日のつぶやきーーー
怖い話が盛り上がる季節がやってきましたね。
やはり暑い夏、そんなお話し聞くと鳥肌が立ち、少し涼しくなったかのような気分になります。
まわりの気温は、全然下がってもいないのにまさに不思議です。
怖い話でも実害があると、
そうそう盛り上がってもいられません。
今回のお話しは心霊現象？とでもいいますでしょうか。
実害はなかったお話しですが、
本当に生きている人間だとすると、さらにゾッとします。
今でも忘れない、ピザ事件。。。
寒〜くなるこんなお話もよかったら、読んでみてください。
https://ameblo.jp/craft2018teddy/entry-12665142763.html
世の中、山の中のキャンプ場とは言え、いろいろな人がいますので気を付けたいものです。
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