本屋大賞の本『汝、星のごとく』読んでみた※ネタバレ注意※

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ある日teddyから
2023年の本屋大賞発表されたね、これ買ってみようかなと思うんだけどみんな読む?」とお誘いが。
「読んでみたい!」
「読む〜」と盛り上がり、
「よし、じゃあ買ってくるよ読んだら回すね」と
craftファミリー内での課題図書スタートです。順々とみんな読み終わり、感想が集まってきました。
初めて同じ本をみんなで読むという体験をしてみましたが、
映画や絵や音楽などと同じように、本も同じものを読んでも人それぞれ感じ方や刺さる場面が違うのも面白いですね。

【teddy】
人の成長に必要な苦難、経験、そして共存を男女という役を使って上手く描かれている作品だと思う。
男心、女心が成長していく過程で同じ心となっていく様子は、読んでいて共感する、痛みも感じる。
男とは、女とは、
とかく考えさせられる世の中だが
性別の差を感じない物語だった。
印象に残っているのは、
・人生のターニングポイント
・ひとりの男が星に変わる時の一瞬
・その後の展開に余韻を残す

人生は、瞬く間に終わってしまう。
大事な物をしっかりと掴んでおく事の難しさや価値、大切な事だと改めて感じさせられた。

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【マミー】
プロローグの読み取り方が、この本を読む前と後で大きく変わる。
人はみな何かを抱えており、それを周りがどう思ったり、とやかく言うのは自由だがそこに何があったかは当人たちしかわかりえない。
知らない人に何を思われようとも、そんなことはどうでもいい。大事なのは自分がどう生きたいかということ。
自由というのがどれだけ幸せなことか。
その自由を勝ち取るには、経済的な自立、精神的な自立がなくてはならない。
恋愛小説なのだけれど、それ以上人生について考えさせられる物語。

流浪の月 (創元文芸文庫) [ 凪良 ゆう ]

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【すずめ】
生き方を考えさせられる。
社会、地域、家族、さまざまなしがらみの中で何を大切にして生きるか。
いち個人、確立した人間として、女が生きることを改めて考える機会になった。
無意識に登場人物の中の女性に自分を投影する。何気なく読んでいても男性の登場人物にはあまり入り込まないものだ。
こんな女は嫌だ、こうは生きたくないなとか、こうでありたいと共感する、
そんな人間描写が1番印象深い。
きっとそれぞれの幸せがあるけれど、
自分なりの価値観を持って生きたい。
いつかではなく、今そのときを大事に。

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【ひつじ】
”オートクチュール刺繍”が無茶苦茶気になって、
読み終わってから検索しました。
初めて聞くもので何も知らなかったので、失礼ながら、趣味が刺繍って素朴だなぁと思ったけれど全然違いました。
すごいきらびやかな刺繍で、素敵で魅了される気持ちが分かりました。
物語の中に様々な女性が出てきますが、
主人公の父の不倫相手である女性が
女性の中でも一番理想的な魅力的な女性として書かれていると思ったのは私だけかな。
経済的な自立、世間体にも気にせず、精神的にも自立できている人でありたいと思う。

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バタバタ忙しい日常、なかなかゆっくりと本を読む時間を取るのも難しいかもしれませんが、雨降りの季節お家にいる時間も長くなるかと思います、たまにはを読んで
色んな刺激を感じ自分を見つめ直すのも面白いですよ^ ^

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