5月。心がなんとなく沈んだり、何をするにも億劫だなと感じる方も、ちらほらいるのではないでしょうか。
そんな時に、ぜひ手に取ってみてほしいのが、若林正恭著の『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』です。

若林さんは、芸人として広く知られていますが、エッセイや小説も書かれていて、それがとても面白いのです。
今の世の中の格付けし合う風潮や、否応なく強いられるポジティブ思考に嫌気がさしている著者が、単身、キューバへ行く。読んでいると、いつのまにか自分も隣で旅をしている気持ちになって、読む前と読んだ後では、心の重さが少し変わるような気がします。そして、無性に自分も旅をしてみたくなる…。
エッセイでもあり、旅行記でもあり、小説を読んでいるような。
若林さんの他の作品も読んでみたくなる、そんなお勧めの一冊です。

コメント