『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んでみた

2024年の新書大賞を受賞した話題作、三宅香帆著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 皆さんはもうご覧になりましたか?タイトルを聞いた瞬間から、妙に共感できてずっとずっと気になっていた一冊。人気のため、図書館でも予約が殺到し、まわってく...

物語に浸る

忙しくバタバタしている時って時間があっても頭がそわそわしている感覚ありませんか? そんなに焦る必要のないことも、あれやっておこうこれもそろそろなんて詰め込んでみたり。 頭の中がそわそわ忙しいので、隙間時間があっても、ゆっくりすればいいのにつ...

韓国文学の勧め

今回マミーがご紹介する一冊は、チョ・ナムジュ著の『82年生まれ、キム・ジヨン』です。 ノーベル文学賞を受賞したハンガン著『菜食主義者』を読んだのがきっかけで、韓国文学の面白さにハマり、思っていた以上に読みやすいかも…と、ぐっと身近に感じ始め...

新春読みはじめの1冊『菜食主義者』

今回はおすすめの本のご紹介。新春の一冊目として、マミーが選んだのは、昨年ノーベル文学賞を受賞した、韓国の作家ハンガン著『菜食主義者』です。 菜食主義者/ハンガン/きむふな【1000円以上送料無料】 ある夢を見るようになってから肉を一切受け付...

秋の図書〜コンビニ人間

村田沙耶香さんの『コンビニ人間』芥川賞を受賞した時に読んだのですが、先日改めて読み直してみました。 何度読んでも思う、面白い。無意識に刷り込まれた、「こうでなくちゃいけない」「普通はこうでしょ」っていう世界。こちら側とあちら側がある世界。通...

秋の図書〜パンづくし

時々、なんだか無性に食べたくなるのが菓子パン。子どもの頃からどれだけお世話になったことか。そんな地元で愛される全国の菓子パンが一挙に見られる本が、この『日本全国地元パン』です。 表紙を見た途端にそそられて思わず手に取ってしまいました。これ、...

秋の読書〜絵本

皆さんは、大人になってから、絵本のページをめくったことありますか?読書の秋。小説や雑誌なんかもいいですが、子どもの頃にかえって絵本を手に取ってみるのも、懐かしさや新鮮さが相まって結構心に響いたりします。 マミーも先日、久しぶりにグリム童話の...

気になる本屋梟書茶房

みなさんは本屋さんや図書館で読んでみたい本を選ぶ時、何を決め手にして選びますか?タイトル、装丁、帯など本の外側の情報、インスピレーションから?読みたいジャンルから?中身を少し読んでみて?事前に調べた話題の本、作者、など内容の情報から? この...

秋のおすすめ図書

この秋、マミーがお勧めしたい本はこれ。綿矢りささんの『嫌いなら呼ぶなよ』 作品名に惹かれて手に取ってみましたが、めちゃめちゃ面白かったです。短編4本からなる作品。一気に読んでしまいました。 嫌いなら呼ぶなよ コロナ禍の日常で起こる奇怪?とも...

秋の読書

本を読むのにいい季節になってきましたね。マミーは最近、今村夏子さんの『星の子』を読みました。 今村夏子さんの作品は、主人公が独特の世界をもっていて本当に面白いです。よく、読書は自分以外の人生を生きることを体験できるといいますが、この作品はま...