この秋、マミーがお勧めしたい本はこれ。
綿矢りささんの
『嫌いなら呼ぶなよ』
作品名に惹かれて手に取ってみましたが、めちゃめちゃ面白かったです。
短編4本からなる作品。一気に読んでしまいました。
コロナ禍の日常で起こる奇怪?とも言えるストーリー。
一見周りから浮いているように見える主人公の心情に、いつの間にか入れ込んでしまうのは、「あー、分かるわ〜」と共感できる部分が多々あること、そして主人公たちの潔さみたいなものに惹かれるからでしょうか。
とにかく自分の身には絶対起こりたくないな…と思うような怖くて痛快で、けれど、日常のとあるどこかで起こっていそうな話。
ぜひ手に取ってみてください。
価格:1540円 |
コメント