5月。
新入社員も入社して早1か月。
そろそろ会社や新生活には慣れてきましたか?
研修真っ只中の方や、すでに実務に励んでいる方もおられる時期かなと思います。
「ねぇねぇ、teddyは仕事での失敗談なんてあるの?」
ひつじの姉さんがやってきました。聞いたそばから
teddyの「あ~、やってしまったあ」の一言が。
どうやら、今まさにパソコンの大事な大事なデータを消してしまった様子…。
何と絶妙なタイミングw
「非常に複雑な気分なんじゃが、今も昔も変わらんな~。
ちょっと珈琲飲んで落ち着いたら話をしましょうかね。
かなりの大失敗があってね。
あの時は許せ、若気のいたり!」
暫くして、隣の部屋から珈琲を片手ににやにやしながら戻ってきたteddy。
当時の大失敗を思い出してひとり笑っているようです。
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さて、ここからは
『teddy大失敗をしでかすの巻』 のお話です。
始まり始まり〜。
teddyがまだ20代前半で、東京に転勤したばかりの時の話。
東京って町が、いかに車が走れないかを知った日のこと。
当時の勤務地は東京丸の内のビル一角にある営業所でした。
teddyの仕事は、営業マンにひっついてお客様からの質問などに答える営業技術というお仕事。
毎日毎日、朝から夜までお客様回り。そんなある日、超がつくほどの大手企業様と打ち合わせが組まれました。
支店長ですら、かなり神経を使うくらい期待も大きく、
「え~明日は、超大手企業様との打ち合わせです。
各営業担当と営業技術のメンバーは慎重に失礼のないように。
10時に企業様のロビー集合。遅刻厳禁!絶対に車での移動はするなよ、遅刻するくらいなら近くのビジネスホテルでも宿泊してくれ。営業も営業技術も、お客様からどんな質問がきてもすべて打ち返すくらいの気合で頼んだぞ!よし、解散」との号令が。
明日を前に、入念な見積りチェックをしながら何度も支店長のデスクを行き来する営業さん達。
それを横目に、図面とにらめっこして仕様書の内容を記憶していく teddy。
オフィスの人影もまばらとなった21時、先輩と一緒に晩御飯を済ませて寮へと帰っていきます。
「teddy、先週実家から車もって来たんだってな?物好きな奴だなぁ。
だいたい東京でどこ走るんだ?駐車場も高いし。車種は何だっけ?」
「ホンダのインテグラです。」
「ほ~、あのリトラクタブルヘッドライト?恰好いい車乗ってるな。でもな、まさかないとは思うが、明日は絶対車で出勤するなよ!遅刻厳禁だからな。
明日、先方は北は北海道、南は福岡から総勢10名、いや20名の責任者が集まってくる。
会社としても、数十億の取引になる。もし、お前が遅刻して先方に迷惑でもかけたとなれば、東京支店長とお前の上司は間違いなく左遷だな。
いいか!馬鹿な考えはおこすなよ。」
当時、とてもやんちゃな teddyもその時ばかりは先輩の強めな声に圧倒されて
「はい」と返事をしたのでした。
さてさて、翌朝 teddyは無事に打ち合わせを乗りきることができるのか?
後編は次回に続きます
〜つづく〜
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