夏と言えばビーチサンダル。
楽で涼しくて履きやすいんですよね。
でもこのビーチサンダル、
夜ひとりで歩いている時にはミステリーチックな音を発します。
「ずりずり、びたん、びたん」と。
えっ?後から何かがついてくる?
振り返っても誰もいない。
「ペタペタ、ぱたぱた」
えっまた⁈ 段々気味が悪くなってきます。
田んぼに囲まれた、街灯も少ない道ではなおさら感じるミステリー。
それが続くと、段々と心細くなってきて速足になるのです。
速足になれば、その発する音も連られて早く、そして強くなる。
後ろから凄い速さで追いかけてくるような感じがするのです。
どうにもたまらなくなり、猛スピードでダッシュしたら、
更に、更にと。
小学生低学年の頃、大きな声で「誰かあ~」と泣きわめきながら家に帰ってきた事を思い出します。
妖怪ビタンビタン♪
夏の夕方、よく母親から
「妖怪ビタンビタンが来るから早くお家に帰ろうね」と言われていたっけ?^_^
そんな夏のミステリー。
書きながら、なんとなく少しぶるッと震えて肌寒く感じる夏の夜でした。
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