夏図書

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この夏にマミーが読んで面白かった本これ。

『噛み合わない会話と、ある過去について』

【中古】 噛みあわない会話と、ある過去について/辻村深月(著者)

辻村深月作品だったことと、装丁に惹かれて手に取ってみたのですが、これが面白く一気に読んでしまいました。
4本の短編集ですが、価値観の違いから生まれる心の亀裂、気付けない、気付かないという意識の怖さ、人間の闇みたいなものを垣間見ることができます。題名全てを物語っているかな…。

読んだ後に、暫く考え込んでしまう…そんな一冊で、少し暑さも柔らぐかも。この夏の読書にぜひ手に取ってみてください。

凍りのくじら (講談社文庫) [ 辻村 深月 ]


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